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サビだらけの工具類の赤サビを黒サビ被膜に転換して復活
鉄腕おやじ
2025年09月30日
今季の大雨の影響もあってか工具類に錆が目立ってきたので「錆転換剤」という裏技的なアイテムで赤サビを強固な防錆効果のある黒サビに転換させる方法を試してみた。
かかった費用: 1,000円
所要時間:   半日
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材料
錆びた工具類 複数
 
 
工具
錆転換剤(サビチェンジャー)


step1
普段使っている工具や道具も、使わなくなって保管したままの物も鉄の素材はサビが目立ってきて、この大バサミもそのひとつで赤サビだらけに。
ステップ1
step2
そこで使ったのがHoltsの錆転換剤で、パッケージの商品名がどれなのかよくわからないもののウエブの商品ページを見てみるとサビチェンジャーが正式名称?
ステップ2
step3
赤サビが出たところにそのままこの錆転換剤を塗布すると化学反応で赤サビが黒サビになり、この黒サビは防錆効果の高い強固な被膜となるとのことで、金属を腐らせる赤錆を逆に防錆の被膜にしてしまう逆転?の発想の液体だそうで
ステップ3
step4
白く濁った液体で、これを赤錆の出ているところにそのまま上から塗るだけ。(既に何回か使っているのでキャップに黒色が付いてしまってるのはご愛敬)
ステップ4
step5
表面乾燥は約1時間、完全乾燥は約8時間との記載があるけれど塗布して数十分もすると塗ったほとんどの部分が黒く変化。
ステップ5
step6
反対側も塗って真っ黒な刃の大バサミが完成。これはこれで武骨な印象になって良いかも。
ステップ6
step7
錆の出ている万力の左側だけ塗ったら数十分でこの通り右と左の差は歴然。(右の台座も塗って黒く変化済み)
ステップ7
step8
両方塗って半日おいておけば完成。これで当分の間は錆びないはず。
ステップ8
step9
高枝切りバサミも2個サビがあったので赤丸の部分に塗布して黒バージョンに。
ステップ9
step10
倉庫の外に雨ざらしになってしまったペンチは見事に赤サビだらけ。これで実験してくださいと言わんばかりのサビ具合。
ステップ10
step11
錆が浮いている部分は少し擦って落とし、転換剤をぬりたくり。
ステップ11
step12
防錆の被膜を纏った真っ黒なペンチが完成。最後に可動部に潤滑剤をさせば動きも復活。
ステップ12
step13
いよいよ塗るのが楽しくなってきて他に無いかと探したら庭のフェンスに使っていた単管パイプの留め具のボルトに赤サビ発見。
ステップ13
step14
これも塗って半日で真っ黒に。この黒サビが本当にサビない被膜になっているか期間をかけて検証が必要なので、しばらくしたらまたチェックしてみることにして、塗り始めるときりがないのでこれで完了。
ステップ14
コツ・ポイント
錆転換剤は他のメーカーでも色々と出ているようで、スプレータイプなども試してみようかと思ったけれど無駄なく塗るには液体を筆で直接塗り込んだほうが良いことがわかった。広い範囲に塗る時にはスプレータイプも良いかも?
やってみた感想
赤サビというとヴィンテージ風に見えるエイジング加工もあるけれど本当に錆びると大変なので、この転換剤で赤サビから防錆の黒サビ被膜にしてしまう発想は面白くて今では赤サビが他にないかと探しているくらい気に入っているものの、数か月後にどうなっているかも気になるところ。
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必要に迫られてやるDIYも多いが、やはり出費を抑えるにはDIYが一番。DIYで学べることは、業者に任せるより得るものが大きいと思う。