人気の検索キーワード:   照明  塗装  溶接 
トップ「ドア・窓・建具」のDIYレシピ > 20年以上前の古びた引き出しを復活レストア
20年以上前の古びた引き出しを復活レストア
鉄腕おやじ
2019年12月12日
大掃除をしていたら収納が足りなくなり、その時に倉庫から発見した20年以上前の劣化や破損だらけの引き出しを使えるようにレストアした。
かかった費用: 1,000円
所要時間:   2時間
いいね
5
お気に入り
1
このレシピをシェア  このエントリーをはてなブックマークに追加
材料
4mm厚板材 1枚
メラミンスポンジ 1
ニス 適量
工具
丸ノコ
インパクトドライバー
グルーガン
シール剥がしスプレー
ヘラ
クランプ
step1
倉庫から引っ張り出してきたのは、昭和の雰囲気漂う古びた引き出し。表面や木材の劣化や破損もあり、子供が貼ったシール跡などもそのままなのでキレイにして使いたい。
ステップ1
step2
手始めに引き出しのツマミを外すと、ボルトのサビもほどんど無く外すことができたがくすみが目立つので、メラミンスポンジで磨いてみることに。
ステップ2
step3
メラミンスポンジは研磨剤が入って居るので、水を少量つけて汚れを研磨するイメージで磨く。右が研磨後、メッキの光沢がかなり戻った。
ステップ3
step4
引き出しを支えるレール部分で劣化して外れてしまう箇所があったので、取り外し、新しく付け直した。
ステップ4
step5
1×4材を10mmほどの厚さに切って木工ボンドとビスで固定すればレールの入替え完了。
ステップ5
step6
裏側の背板が波打っていたので、引っ張ってみると、
ステップ6
step7
バリバリ剥がれてきてしまって使えないので全部剥がすことにした。
ステップ7
step8
劣化していたので接着も弱く、すぐに剥がせた。
ステップ8
step9
背板はステップルで固定されていたらしく、残ってしまうので1つづつペンチで引っ張って外していく。
ステップ9
step10
かなり錆付いている。これが残っていると新しい背板を付ける際に支障が出るので1つ残らずキレイに外す。
ステップ10
step11
代わりの背板となる4mm厚の板が余っていたのでこれを使うことに。長さをそろえてカッターで切った、この厚さならカッターでも切ることができる。
ステップ11
step12
もともとの溝に丁度良くはまったが溝が破損しているところもあるのでこのままでは強度不足。
ステップ12
step13
グルーガンで溝全体を補強することでそれなりに強度が上がり、ガタツキも防げる。
ステップ13
step14
やっかいなのはこのシール跡。新しいシールならまだ剥がしやすいが、古いものだと剥がせても確実に跡が残る。
ステップ14
step15
糊が残った部分には、100均のシール剥がしスプレーをかけて1分ほど待ち、
ステップ15
step16
ヘラで擦っていくと糊を簡単にそぎ落とすことができる。
ステップ16
step17
なぜか貼ってあった絆創膏のやっかいそうな跡は、メラミンスポンジで擦ると、
ステップ17
step18
ぱっと見でほとんどわからないくらいに跡を落とすことができた。
ステップ18
step19
引き出し一番下の部分は剥がれがひどかったので、新しい板を追加することにした。
ステップ19
step20
同じ幅に切った板を上から張り付けて、裏側からビス留めして完了。
ステップ20
step21
引き出し正面の化粧板の剥がれがあった部分は木工ボンドを流し込み、クランプで固定して接着して直した。
ステップ21
step22
側面は白く色あせていたので、明るめの色のニスを塗って色を統一。
ステップ22
step23
乾燥させて引き出しをもとに戻したら完成。昭和の雰囲気を残しつつも、愛着のある引き出しが再び息を吹き返した。
ステップ23
コツ・ポイント
木材が化粧板か無垢の板かによっても修繕方法が変わってくるので、よく確認してから取りかかるようにする。メラミンスポンジは擦りすぎると下地を傷めるので注意。
やってみた感想
劣化の激しい家具も部分的に補修することで使えるようになる場合があるので、どこを直せば良いか見極めてレストアするようにしている。それができるとレストアが楽しくなってくる。
このレシピのキーワード 
いいね
5
お気に入り
1
このレシピをシェア  このエントリーをはてなブックマークに追加
このレシピを投稿したユーザー
必要に迫られてやるDIYも多いが、やはり出費を抑えるにはDIYが一番。DIYで学べることは、業者に任せるより得るものが大きいと思う。