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スポットクーラーのジャバラの排気ダクトをストレートダクトに作り直して排気効率アップ
鉄腕おやじ
2025年06月30日
家の2階のデッキを密閉して倉庫のようにしていて、そこを通過するスポットクーラーの熱気をこもらせたくないのでジャバラのダクトで外に排気していたが効率が非常に悪かった為、壁に穴を開けてストレートの排気ダクトを作った。
かかった費用: 1,000円
所要時間:   1日
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材料
端材 数枚
ステンレス網 1枚
アルミテープ 少し
工具
電動ミニマルノコ
インパクトドライバー
マルチツール
step1
スポットクーラーの排気口をウッドデッキに繋がるドアに穴を開けて以前に設置していて
ステップ1
step2
配置の都合で本体を壁の近くまで移動できないので、ドア付近まで排気ダクトを伸ばして接続し、
ステップ2
step3
ドアの外側は更にジャバラのダクトでデッキの外まで排気が出ていくように工夫して作ったものの、
ステップ3
step4
ドアを開けたい時にこの排気ダクトが邪魔になって全開に開けられずに不便になってしまったので、壁に穴を開けて排気ルートを作り直すことに。
ステップ4
step5
とりあえず様子見で外壁に小さめの穴を開けてみると、
ステップ5
step6
外板の内側が見えてきて(たぶん防水防湿シート)
ステップ6
step7
それをめくると板がもう1枚出てきて、外板が二重になっていることが分かった。
ステップ7
step8
更に開けていくと、わたのような素材がギッシリ詰まった断熱材が出てきたので、これも穴にする箇所は除去しなくてはならない。
ステップ8
step9
穴をもう少し広げたいので電動ミニマルノコで切っていったら壁の縁に当たってこれ以上進めなくなり、
ステップ9
step10
マルチツールで端の部分をカットしていく。こういう時にマルチツールが大活躍。
ステップ10
step11
室内側も同じようにカットして、じゃばらダクトの幅ぎりぎりくらいに新たな排気口を開けることができた。
ステップ11
step12
切り出した板などを直角に接続して排気口の内側の壁を作り
ステップ12
step13
これを入れ込んで断熱材などが邪魔にならないように排気ルートを確保。
ステップ13
step14
さらにアルミテープで熱が漏れないようにガチガチに固めると屋内と屋外が繋がる排気口ができた。
ステップ14
step15
内側から見ると外の光がアルミテープに反射して眩しいくらいに降り注ぐ。
ステップ15
step16
そこにダクト接続用のアタッチメントを当てがってみると少し壁の排気口のほうが小さいが外側のダクトがこれ以上大きくできないのでこれがベストな位置関係。
ステップ16
step17
アタッチメントを内側から付けているのでダクトの爪が数ミリ壁に干渉してしまうため、スペーサーを作って回避することに。
ステップ17
step18
ドリルでスタート穴を開けて、そこにジグソーのブレードを差し込んで楕円形に切り込むと簡単に楕円形が切り抜ける。
ステップ18
step19
スペーサーとアタッチメントの間に網も挟み込んでいるので虫対策も万全。
ステップ19
step20
今までドアに接続していたダクトをさっき開けた壁の穴に接続する。
ステップ20
step21
ジャバラのダクトをそのまま使っても良いけれどジャバラ部分の無駄が多くて排気効率が悪いので新たに排気ダクトを作ってみることに。
ステップ21
step22
もひとつ重要なのがドレンホースのルート確保で、これは排気ダクトにホース用の穴を開けてダクトの中を通してしまうことで解決。
ステップ22
step23
新たなダクト用にタンスを分解した時に出た端材を利用するけれど、中がスカスカなので、逆にこれをうまく利用する案が閃いた。
ステップ23
step24
板の補強に使ってみたのは充電式の電動タッカーで、コンパクトなのに意外とパワーがあるので楽にタッカー作業が進められる。
ステップ24
step25
コの字のステープルと釘のような真っすぐなT型といわれるステープルが使えるのでT型を装着
ステップ25
step26
家のドアまわりなどでもみられるフィニッッシュネイラのように綺麗に打ち込むことができた。出てくる位置がわかりにくいので「T」という印を書いておいた。
ステップ26
step27
このタンスの素材の中が空洞になっていることを利用して、ピッタリ入る発泡スチロールを切って入れ込むことで断熱材入りの板になった。
ステップ27
step28
デッキの外側の材の形状に合わせて排気口の出口を作り、
ステップ28
step29
こちらはステンレスの網を設置することで、オオスズメバチが網をかじって破る心配もなくなる
ステップ29
step30
先ほどの板を2枚作ってデッキの上を横断するように設置し、
ステップ30
step31
上から蓋をしてやればストレートな排気ルートを確保しつつ、ドアも開閉しやすくなり、荷物も置きやすくなり、デッキのエリアに熱が停滞することもなくなった。
ステップ31
コツ・ポイント
排気ルートの接続部分などに隙間があると熱い排気がどんどん漏れてくるので、なるべく隙間を開けないことが重要で、隙間が空いてしまう部分にはシリコンコーキングを入れ込んでやると排気を漏らさず屋外に排出できるようになる。(テープ類で塞ぐと熱でベトベトになるのでNG)
やってみた感想
今までジャバラのダクトをうねらせながらドアを開閉していたので(その時に本体も少し動いてしまう)それがなくなっただけでも非常に嬉しく効率的にスポットクーラーの熱を排出できるので冷房効果も高まって大満足。
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必要に迫られてやるDIYも多いが、やはり出費を抑えるにはDIYが一番。DIYで学べることは、業者に任せるより得るものが大きいと思う。