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バラバラだった農具パーツを合体してクワを復活
Taatan
2020年01月12日
農具の鍬(くわ)が使いたくて倉庫を探していたら、鍬の刃部が出てきたので、バラバラの別のパーツを組み合わせて使えるようにしてみました。材料はもともと持っていた余り物を使ったので費用はかかっていません。
かかった費用: 0円
所要時間:   30分
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材料
鍬の刃部 1個
鍬の柄 1個
金属製の薄型メガネレンチ 1個
工具
グラインダー
万力
パイプハンマー
プラスドライバ
step1
鍬の刃部(鍬平とも呼ばれるらしいです)が出てきました。状態を見てみると・・・
ステップ1
step2
サビはほとんど無く、刃先や溶接部分などの破損も無さそうなので使えそう。柄の部分は壊れて紛失したらしいのですが、このままでは使えないので・・・
ステップ2
step3
別の農具に使っていた柄部分があったのでこれを使ってみます。
ステップ3
step4
幸いにも内径など丁度よさそうだったので、先端の破損しているところをカットして、微調整して使います。
ステップ4
step5
差し込んでみると、ちょっとゆるいけど、グラつきは少ないです。ここにクサビが入るので、そのための遊びでもあると考えます。
ステップ5
step6
刃と柄を固定するため、刃の根元に4mmの穴を開けます。
ステップ6
step7
そこにトラスタッピングを入れて固定します。グラツキは少なくなりました。
ステップ7
step8
先端はちょっと出るくらいにしておいて、防腐剤を塗っておきました。
ステップ8
step9
ビスで仮留め固定してもすぐ壊れてしまうので、クサビを打ちたいのですが・・・ 手元にクサビに使えそうな硬い材が無かったところでこれを発見!→
ステップ9
step10
自転車の整備とかに使うメガネレンチの薄いやつです。これに目を付けました。グラインダーで切断してこのようにします。
ステップ10
step11
切断した長い方を万力で挟んでググッ!と曲げていきます。トンカチもつかって直角以上になるように曲げました。
ステップ11
step12
こんなかんじです。反対側にビス穴も開けておきました。
ステップ12
step13
それを刃と柄の接合部分のスキマに突っ込んで、トンカチで打ち込みました。ちょうどピッタリの厚さでした。この厚さが重要です。
ステップ13
step14
打ち込んだレンチの曲り角が柄の入り口ギリギリにくるように掛かっています。(通常のクサビの入れ方とは違いますが空いているほうに入れました) 柄の先端はもう少し切り直しました。
ステップ14
step15
反対側にレンチが出てきました。これくらい出てくれば十分です。
ステップ15
step16
これを固定すれば、抜けないクサビが設置できました。(クサビような角度はありませんが似たような役割を果たしています)
ステップ16
step17
バラバラだった農具を合体して、鍬を復活させることができました!さっそく整地するのに活躍しています!
ステップ17
コツ・ポイント
クサビを入れないとすぐに緩んでくるので、丁度良い堅さの木材でクサビを作って入れるか、今回のように金属片を入れるといいと思います。
やってみた感想
すぐに鍬を使いたかったので柄の塗装はしませんでしたが、後でニスなどで塗りたいと思います。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!