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暑くなるロフトに温度制御付きのファンを設置してみた
Taatan
2025年06月29日
気温と湿度が高くなってきたこの時期にロフトスペースの温度はさらに上昇して熱気ムンムンになってしまうので、ダクトファンとサーモスタット式の温度制御器を組み合わせて温度によって冷却ファンを自動で稼働できる装置を作ってみました。
かかった費用: 7,000円
所要時間:   半日
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材料
ダクトファン 1基
サーモスタット温度制御器 1基
虫除け網 少量
アルミテープ 少量
工具
ドリルドライバー
ホールソービット
ハンディークリーナー
インパクトドライバー
step1
製作中のゲストハウスのロフトスペースの特に屋根が高くなっている部分(小窓よりも高い赤く囲ったエリア)に熱気が溜まるのでこの熱気をなんとか逃がしたいということで、
ステップ1
step2
まずダクトファンを用意しました。換気扇タイプではなくドライヤーにあるような側面から空気を取り込んで排出するタイプです。
ステップ2
step3
この冷却ファンはDC12vで動きますがAC100vからDCに変換しつつ回転スピードを調整できるコントローラーを介して使います。
ステップ3
step4
ファンが止まっている時に排気口から虫などが浸入しないように虫除け効果のある網を小さく切り出しました。
ステップ4
step5
排気口のパイプ部分に両面テープを巻いて、そこに網を包み込むように巻きつけます。
ステップ5
step6
その上から更にアルミテープを巻いてファンの準備は完了です。
ステップ6
step7
外壁が板1枚の箇所に電動ドリル&ホールソービットで穴を開けます。
ステップ7
step8
けっこうな木屑を出しながらそこそこ綺麗に空きました。
ステップ8
step9
建物内での木屑の処理は吹き飛ばしたりできないので掃除機が最適ですが、マキタのクリーナーはやっぱり良いです。(ピンボケしてますが)程よい吸引力で木屑を沢山吸っても吸引力はそこそこ維持できています。大きな集塵機を使うレベルではないのでこのタイプのハンドクリーナーがベストだと思います。
ステップ9
step10
開けた穴にファンを設置しやすいように板をかませてから穴に排気口を突っ込んで設置しました。外側には1cmくらい出るので周りをコーキングしておきました。
ステップ10
step11
そして断熱材のスタイロフォームも詰めておいて仕上げは後に回します。
ステップ11
step12
サーモスタットでACのON-OFFができる制御器をセッティングしてファンと繋ぎます。写真の場合だと一番上が現在温度(34℃)で、30℃以上でファンが動き出し、28℃以下になるとファンが停止する。という設定になります。
ステップ12
step13
通電するとインジケーターが青く光って、停止すると消灯します。この写真だと気温が28℃以下になったのでファンが停止している状態です。
ステップ13
step14
この組み合わせで、温度が高くなると自動でファンが回り出し(回転速度もツマミを回しておけば指定できます)気温が下がったらファンが停止するという、管理の手間いらずの自動制御ができるようになりました。
ステップ14
コツ・ポイント
サーモスタット温度制御器は接続する機器をファンだけでなく電球に替えたりヒーターに替えたりしても使えて冷却ファンの数を増やすこともできるので、好みの温度に設定すればかなり便利に動いてくれます。(冬場は「〇〇℃以下になると稼働」という逆設定ができます。)
やってみた感想
ファンの風量を上げれば空気の排出される量も増えて冷却効果も高まるのですが、ファンの動作音も風量に合わせてフィーーン!と大きくなってくるので音が気にならない程度の風量にしておくことで日常でも気にならずに使えています。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!