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ウイルス対策用にUV殺菌ライト照射器を作ってみた
Taatan
2020年07月31日
私生活のあらゆる空間に存在する細菌(ブドウ球菌・大腸菌など)やその他のウイルスがUV光で殺菌(滅菌)できるとのことで、殺菌に適した波長のUVライトを入手。光を直視したり自分が浴びると良くないので、自分には光が当たらないようにしてUV光を照射できるようにしてみました。
かかった費用: 3,000円
所要時間:   1時間
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材料
UVライト 1
サドルバンド 2種類
木材 少量
バネ 1個
アルミテープ 1mくらい
工具
テーブルソー
ディスクグラインダー
インパクトドライバー
step1
色々と調べたところ、波長が280nm以下の低波長のUV光を浴びせると細菌やウイルスのDNAが破壊されて殺菌し無害化できるようなので、253.7nmの強いバンドのUVライト(2000円弱)を購入しました。
ステップ1
step2
5W~13Wなどいろいろあるので今回は7W(波長253.7nm)にしてみました。このまま使うと自分も光を見たり浴びたりしてしまうので、そうならないようにするための材料を用意します。
ステップ2
step3
木材と、サドルバンドを組み合わせて箱型の入れ物を作りたいと思います。1枚の板に4隅に枠をビスで付けるだけなので難しいことは特にありません。ニスを塗ってから組み立てました。
ステップ3
step4
箱ができたら内側にワッシャーとビスを使ってバネを1つ取り付けました。
ステップ4
step5
このバネの先端がサドルバンドの中央の位置くらいに隠れるように設置します。
ステップ5
step6
そこにライト本体を挿し込んで、反対側には片サドルバンドを取り付けます。(少し動かせるような強さでビスを締めます)
ステップ6
step7
そうすることで、外したい時に片サドルバンドを少しづらしてライトをバネ側に押せばバネが縮んでスッと取り外せます。
ステップ7
step8
点灯確認もOK。いつでも取り外し可能な固定板ができました。(取り外せれば、靴や長靴に直接ライトを突っ込んで殺菌・消臭したりもできるのでこうしました)
ステップ8
step9
反対側には取っ手も付けます。取っ手はつかめれば何でもいいので余り物をつけました。
ステップ9
step10
反射率を上げるため、光が当たる箇所にアルミテープを貼り付けます。
ステップ10
step11
これで反射率が格段にアップし、UV殺菌ライトの照射器が完成です!実際には光る側を対象物に向けて使用します。
ステップ11
step12
取っ手を持ちながら光を当てたい箇所に向けるだけでUV光が照射できます。一般的には大概の菌が1分~10分程度(菌の種類や状況によって変動有り)で殺菌(不活性化)できるそうですが、自己責任にてお試しください。
ステップ12
step13
テーブルなど板状の物には、そのまま置いて数分でずらしていけば殺菌できます。これに合うようにボックスも作ろうかと思います。
ステップ13
コツ・ポイント
UVの波長が280nm以上だと、UVレジンは硬化できても殺菌には意味が無いらしいので280nm以下(できれば260nm以下)を選ぶと良いと思います。そのライトが本当にその波長を出しているかは、波長の計測器を持ってないので信じるしかありませんが(苦笑) ※UVライトがすべての細菌・ウイルスを除去できる保証はありません。あしからず。
やってみた感想
市販の入れ物タイプのUVライトだと小さい物が多く、価格も高くなるので、自分で作れば自分の好きな大きさにできて便利です。くれぐれもUV光を直視しないようにし、自分が浴びないように注意して有効に利用したいと思います。色合いが・・・キテレツ大百科(昔やってたアニメ)の道具っぽくなってしまったけど、これはこれでいいかなと。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!