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DIYでトイレ小屋を作ってみた【雨水タンク自動給水システム・ソーラー給電】
Taatan
2021年03月04日
トイレ小屋の配管まではできたものの、まだ水道管が近くまで設置できていないので、水道無しでも雨水タンクから自動で給水して水を流せるシステムを作ってみました。うちの水道は地下水を電動ポンプで組み上げる方式なので、停電時にもこのシステム(ソーラーで給電)があると役立ちます。
かかった費用: 8,000円
所要時間:   半日
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材料
雨水タンク200リットル 1個
5V水中ポンプ 1基
給水ホース 1本
フロートスイッチ 1個
工具
インパクトドライバ
サンドペーパー
カッター・テープ類
step1
トイレタンクに水を送るための水中ポンプを取り寄せました。USB給電で動くタイプなので省電力で動きます。
ステップ1
step2
水中ポンプのON・OFFを自動で切替えるため、フロートスイッチも取り寄せました。水の中に入れて任意の水位になるとフロート(浮き)が上がって(or下がって)スイッチが入る仕組みです。
ステップ2
step3
雨水タンクは300リットルとかそれ以上の大きく硬いプラ系のも検討しましたが、お試しサイズとして200リットルの組み立て式のものにしてみました。
ステップ3
step4
骨組みとビニール製のタンクが別々で梱包されて届きました。6本のポールを差し込み排水用蛇口を組み込んで、あとはチャックを閉めるだけなのでカンタンです。
ステップ4
step5
USB給電のケーブルの間にフロートスイッチを割り込ませ、ON・OFFを制御するように配線します。
ステップ5
step6
このフロートスイッチをトイレタンクの上部に配置します。とりあえずの位置に固定して後で高さや向きなどを調整します。(フロートが下がるとスイッチONするように設置。写真は調整前)
ステップ6
step7
雨水は、以前作った作業小屋に雨水を濾過して取り出す雨樋を設置したので、そこから拝借します。
ステップ7
step8
雨水を全部タンクに流すと大雨の時にオーバーフローするので流れる雨水の一部だけ取り出すように細めのホースを設置しました。ホースに入ってくる雨水以外の水はスルーされます。
ステップ8
step9
そのホースを雨水タンクの上部に入れます。
ステップ9
step10
水中ポンプは雨水タンクの底に沈めました。このポンプは小さいながらも最大揚程2Mあるのである程度高低差があっても問題なく吸い上げてくれます。
ステップ10
step11
ポンプとセンサーを動かす電力は、以前設置したソーラーシステムから5VのUSB電源を引いてきました。
ステップ11
step12
吸い上げた水はタンク上部の手洗い用の穴からホースを通して給水されるようにしました。
ステップ12
step13
写真だと非常にわかりにくいですが、この仕組みで「トイレのレバーを引くと→トイレタンクの水が落ち→フロートスイッチがON→ポンプが水を吸い上げる→トイレタンクに給水される→水位が上がるとフロートスイッチがOFFされて給水が止まる。というシステムができました!
ステップ13
コツ・ポイント
2.0W以下ポンプは弱くて水が上がらなかったので買い直しました。種類によって様々ですが今回のポンプは水がたまるまで少々待ちます。100V給電で構築するなら、お風呂の水を洗濯機に組み上げる用のパワーのあるポンプを使ってもいいかもしれません。
やってみた感想
水道用の配管は使わず残してあるので後で水道も配管します(水道水との同時給水が可能)が、水道を使わずソーラー給電と雨水タンク、水中ポンプの組み合わせで家の電気に頼らず給水できる、災害にも強いトイレになったと思います。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!