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★DIYでゲストハウス作ってみた★採光用二重窓
Taatan
2022年06月30日
屋根の断熱材を埋め込む作業と平行して、採光用の小窓を作りました。暑さ寒さに強い二重サッシのような構造にしたかったので、小さな二重窓を6個作ってみました。
かかった費用: 7,000円
所要時間:   1日
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材料
1×4材6f 数本
アクリル板300×450×T3mm 6枚
 
工具
テーブルソー
ディスクグラインダー
レーザー距離計
インパクトドライバ
アクリルカッター
step1
ロフト部分に張った外壁用の合板を張りましたが、上側を少し開けておきました。採光用の小窓を付ける為です。
ステップ1
step2
小窓の枠を作ってはめ込みたいので、なるべく正確に内寸を測ります。そんな時はこのレーザー距離計が役立ちます。レーザーの当たった部分から計器の底までの距離をミリ単位で出してくれます。巻尺の入りにくい、材で囲われた箇所を測る時などに重宝します。こんなに狭い所にはあまり使わないですが、もっと大きい内寸を測る時にはもっと重宝します。
ステップ2
step3
寸法が出せたら木材を切り出し、テーブルソーで溝を掘ります。3mmのアクリル板を入れたいので、深さ約5mm、幅3.5mmくらいの溝になるように掘ります。
ステップ3
step4
溝ができたらアクリル板をはめてみて、ガタガタしない程度に入ればOK。
ステップ4
step5
20mmほどの間を開けて2本の溝を掘りました。溝を中央にしなかったのは、後で裏表を入替えて違いが出るかの実験もできるようにするためです。
ステップ5
step6
アクリル板を何度も切るのは手間だし微妙な狂いが出やすくなるので、市販サイズの300×450をちょうど半分にした150×450を2枚で寸法を計算して枠を作りました。(二重窓を6個作るので合計12枚のアクリル板を使います。)
ステップ6
step7
四角に組み上げた時に溝がずれないようにするため、テーブルソーのガイドは1回セットしたら全ての溝を掘り終えるまで動かさないほうが良いです。そうすれば溝がピタリと揃います。
ステップ7
step8
2枚のアクリル板を入れてみます。ちょうどよく収まりそうです。この2枚の間が空気層になって断熱効果を発揮するはずです。
ステップ8
step9
この工程をガラスでやるとなるとさらに加工が大変だし割れると危ないので(使いたくなかったので)、強度も十分にあるアクリル板一択でした。
ステップ9
step10
4隅をビス留めします。窓をはめるとビスは見えなくなるので見てくれは気にせず打てますが、頭が飛び出さないように注意します。これで小窓が1つできました。
ステップ10
step11
小窓用に作った骨組みに、先ほどの小窓をはめてみると・・・
ステップ11
step12
ちょっと分かりにくい写真ですが、ススス・・・っと、ピッタリ入りました! 防犯上もこのアクリル板を割って内寸14cm以下の隙間をくぐり抜けてくる人はいないでしょう。
ステップ12
step13
屋根すれすれの斜めになっているところにも骨組みを追加して、天井ギリのところからも採光できるよう攻めていきます。
ステップ13
step14
もともとアクリル板に付いていた保護シートを付けたまま使ってみると・・・
ステップ14
step15
曇りガラスのようになりました!これもアリかも?でも外は見えません。ミニカーテン付ける予定なので保護シートは後で外します。
ステップ15
step16
この要領で同じ骨組みと窓を6個作り組み上げていきました。同じもの何個も作るのってけっこう大変。。でもだんだん要領が良くなっていくのが分かるので、それも楽しみのひとつです。
ステップ16
step17
左右に3個3個で合計6個の小窓から十分な光量の光が差し込んできて良いかんじです。あとは窓以外の部分の壁を埋めていきます。
ステップ17
step18
小窓が完成しました!ビス固定なので必要に応じて引き抜いて外すこともできます。3つ並ぶことでオシャレ感も少し出せたかなと思いました。
ステップ18
コツ・ポイント
アクリル板は水族館の水槽にも使われる丈夫な素材(透明度も高い)で、塩ビ板より耐候性に優れているのでアクリル板を選びました。塩ビはアクリルより割れにくい素材ですが、直射日光で劣化しやすいのが弱点です。
やってみた感想
経年や湿度などである程度木材が伸縮するので、完全に密封するならコーキングか追加の外枠が必要かと思います。大きすぎる窓は好きではなかったので、ほどよい光量の小窓が6個できて大満足です。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!