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持ち運べて片手で切れるトイレットペーパーボックス
Taatan
2023年09月30日
木工作業で接着剤や塗料をちょっと拭き取る時など、ボックスティッシュを使うほどではない時によくトイレットペーパーを少しだけ切って使ったりしますが、片手が塞がっている時にも好きな場所で好きな長さで切れるようにしたくて持ち運べる専用ボックスを作ってみました。
かかった費用: 500円
所要時間:   3時間
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材料
合板 1枚
丸棒5mm 1本
丸棒21mm 1本
集成材 1枚
工具
テーブルソー
ジグソー
インパクトドライバー
紙やすり
step1
初めにトイレットペーパーの寸法に合わせて少し余裕のあるサイズで木材を切り出しました。(分かりにくいですが側面板の角の部分にすでに穴を空けています。後で使う重要な穴になってきます。)
ステップ1
step2
天板となる材料の側面に6mmの穴を真っすぐ空けます。深さは1cm程度です。
ステップ2
step3
反対側にも同じ位置に穴を空けます。なるべく線対称になるように空けるのが重要です。さらに角の1カ所を丸く削ってアールを付けます。
ステップ3
step4
天板が乗る材の天板との合わせ目箇所を斜めに切り落とします。こうすることで開閉する天板との隙間が少なくなります。
ステップ4
step5
ボックスの側面になる板を合わせていくのですが、このとき直角クランプを使うとピッタリ90度の角度で固定できて作業しやすいです。
ステップ5
step6
板の合わせ目のところにビスを打っていくのですが、ビスを入れられる範囲が狭いので穴がズレたりしないように気を付けながら固定していきます。
ステップ6
step7
下の土台が固定できました。最終的に木工用の接着剤とビス止めの両方で固定しますが今は仮止めです。
ステップ7
step8
約5mmの丸棒を短く切断して、さらにカッターで端を整えていきます。
ステップ8
step9
これを先ほどの板に挿し込むと、開閉式の天板パーツになります。この部分を写真1枚目の側面板の穴と合体させると開閉するようになります。
ステップ9
step10
別の側板を切っていきますが、切りたい部分を鉛筆線でマーキングします。
ステップ10
step11
その栓に合わせてジグソーで切っていきます。アールのある場所を切る時にはジグソーが便利です。
ステップ11
step12
うまく切り取れましたがまだバリだらけです。
ステップ12
step13
丸棒にサンドペーパーを巻き付けて、ちょうど開けた箇所に合うサイズだったので綺麗にバリ取りができました。
ステップ13
step14
2枚同じように作れました。左右対称となるように設置前に整えておきます。
ステップ14
step15
切り抜いた板をボックスの内側の側面に固定していきます。
ステップ15
step16
切り抜いた窪みの部分に21mmの丸棒をストンと落とせるようにしました。
ステップ16
step17
こんなかんじでトイレットペーパーが収まります。
ステップ17
step18
蓋を閉じた時にペーパーがすぐに取り出せるように、補助パーツを設置しました。
ステップ18
step19
いろいろと工夫しながら最終的にマグネットキャッチも付けたりして整いました。天板フタの先端にはギザギザのプラ製の刃をカッターで切って作って埋め込みました。
ステップ19
step20
ギザギザの刃はこれまた影になってしまって分かりにくいですが、こんなかんじです。片手でペーパーを引き上げるとシャッ!と綺麗に切れます。
ステップ20
step21
ペーパーを交換する時は天板をパカッと開けてすぐに交換できます。場所を移動できて片手で使いたいぶんだけ引っ張って好きな長さで切れる大変便利なアイテムとなりました。
ステップ21
コツ・ポイント
ペーパーがうまく収まるよう切り込みの深さを決める時に、段ボールで仮のパーツを作って試してから実際の木材に転写して作ると失敗しなくて済みました。(実は違う材料で2個作ったので写真が混在しています。すぐ気付いた人は観察力が素晴らしいです。)
やってみた感想
木材の適度な重さがあるのでペーパーを引っ張った時にも安定していますが、滑ったりする場合は底面に滑り止めシートを付けたり、重さを増して摩擦も増すようにウエイトを入れたりしても良いかもしれません。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!