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★サンルームの出入口にカラクリ錠を造ってみた★
Taatan
2025年10月28日
製作中のゲストハウスと隣の作業小屋との間にサンルームを作っているところですが、そこのスペースの出入口の簡易扉を作って付けたものの洗濯物などを持ちながら簡単に開け閉めしたいので、足で簡単に鍵を解錠できるカラクリ錠を造ってみました。
かかった費用: 1,000円
所要時間:   半日
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材料
端材 複数
カラス避け強力防鳥糸 数m
クリア板 少し
工具
マルノコ
インパクトドライバー
ディスクグラインダー
step1
まず、このサンルームの出入口に簡易扉を作ったのですが写真撮り忘れで割愛します。。。そしてこの扉は蝶番で付いているだけで風が吹いただけでもパカパカと開閉してしまうので、自動巻きのリールコードを付けても良いのですが・・・
ステップ1
step2
それだと野良猫が押しただけでも開いてしまうので簡易的でもロック機構を付けたいと思い、でも洗濯物を干す時に簡単に開け閉めできるようにカラクリを考えました。(扉には網が張ってあります)
ステップ2
step3
そのカラクリを実現するためには少しの端材があればできそうだと思いつき、
ステップ3
step4
それに加えて簡単には切れない丈夫な糸が使いたかったのでカラス避けの強力な防鳥糸というのを使いました。釣り糸のような質感でツルッとしていて簡単には切れません。
ステップ4
step5
これも集中しすぎて途中経過の写真が無いのですが・・・こんなのができました。ぱっと見は意味不明な端材の集まりでしかありませんが・・・
ステップ5
step6
写真の赤丸の上側にロック機構を設置して、その機構を動かすためのトリガー的なものを下側に設置しています。それが全体で繋がってカラクリになって動きます。
ステップ6
step7
こちらが上側になりますが、いたってシップルで、小さな角材が1本と円形のクリア板がついていて角材には糸が結んであります。右側に見える扉は写真右(外)から左(内側)に押して開くタイプです。
ステップ7
step8
まず、足元側の赤く囲った長四角い角材がロック機構のツマミのようなもので、これを縦にした状態だと写真の緑の糸(実際には黒)が引っ張られてロックがかかります。なぜロックがかかるかというと・・・
ステップ8
step9
上側では、ちょっとややこしくなりますが角材が右に倒れるように引っ張られて右に倒れ、扉の縁を抑えるようなかたちになってロックされます。
ステップ9
step10
そして先程の足元の角材を右に倒すと別の糸が引っ張られて・・・
ステップ10
step11
さっきロックしていた角材が上側に引っ張られてロックが解除されます。これで扉を押して開くとギリギリこの角材に当たらないので開くことができます。(円形のところがプーリーの役割りを果たしています)
ステップ11
step12
このカラクリが完成したことで、手を使わず片足でチョンと押すだけでロックをかけられ、
ステップ12
step13
解除は右側に倒すだけです。適度な摩擦があるので勝手に動くこともありません。
ステップ13
step14
これで、両手が塞がっていても片足でロックを施錠&解錠できるカラクリが完成しました!これを知らない人はこの扉は絶対に開けられません。(知ってしまった人には簡単に開けられますw)
ステップ14
コツ・ポイント
弧を描いて開く扉の動きを考えてカラクリを造ったのでこのカタチになりましたが扉の位置関係や動き方によっては違う方法もいろいろあると思います。普段はこの足元のレバー部分が隠れるようにしたので(ドアノブも付けていないので)知らない人には閉め切りの壁に見えると思います。
やってみた感想
ちょっとしたカラクリで解錠施錠ができるのは面白いもので、こういったカラクリを組み合わせたカラクリボックスを造る職人さんもいるそうで、それには全く及びませんが考えるだけでも楽しいので他にも色々と造ってみたいと思います。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!