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永久機関装置(ギミックオブジェ)を作ってみた
Taatan
2018年09月12日
「永久機関」という、外部からエネルギーを受けることなく仕事を続けることができる装置が18世紀に研究されていたことを知り、(エネルギー保存の法則とやらで実現不可能と結論付けられたらしいですが)外部からのエネルギーが0ではなくても、外部からのわずかなきっかけさえあれば回り続ける装置(半永久機関)が作れないのかな?と思い、試しに作ってみました。
かかった費用: 1,000円
所要時間:   3時間
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材料
ベニヤ材 2枚
2×6材 15cmくらい
赤松 貫 1本
大きいビー玉 8個
工具
卓上丸ノコ
ディスクグラインダー
カッター
インパクトドライバー
step1
一番作りやすそうな8角形のタイプを作ってみることにしました。なので最初に基準となる中心のパーツを8角形に切り抜きます。
ステップ1
step2
次に、3cm幅に8本の材を作ります。
ステップ2
step3
それぞれがナナメに接するので、端をナナメに切りました。
ステップ3
step4
それを、最初に切った中央パーツに貼り合わせていきます。
ステップ4
step5
こんなかんじに付きました。(色のメリハリをつけるために中央パーツは濃いめのニスを塗っておきました)
ステップ5
step6
外側の材も濃いめのニスを塗り、同じく8本作ります。
ステップ6
step7
これを外側に貼り合わせていくのですが、接着の際のベルトクランプなどが無かったので、代替えとしてヒモで縛り、
ステップ7
step8
縛った後に端材をヒモの隙間に入れ込むと、よりしっかりと締め付けできます。裏面の板も接着できたら周りを切り落とします。
ステップ8
step9
台座は2本の貫材を垂直に立てた、いたってシンプルな台です。摩擦を少なくするため、とりあえず軸の穴は小さくしておきました。
ステップ9
step10
カタチとしてはひとまず完成!やってみると意外とカンタンです。玉は入れずに手で押すと、一応回ってくれますが、数回転で止まります。摩擦の影響が大きいかと^^;。
ステップ10
step11
(鉄球は値段が高いので)大きめのビー玉を入れて試してみました。  左の玉が落ちる勢いで全体が回ってくれるといいのですが・・・右側の玉の重さがあるのでエネルギーが相殺されてしまうようです。やはりすぐに止まってしまいます・・・でもなかなか面白いオブジェとなりました。まだまだ改良の余地がありそうです。
ステップ11
コツ・ポイント
全体がそれなりに重くなったので、1つ1つの材料を見直して軽量化したほうが良さそうです。重力がポイントなので、それを最大限に生かせるように、なるべく精巧に作って、摩擦などの抵抗を最小限に抑えることが重要だと思います。
やってみた感想
今のままだと玉が装置から落ちやすいので、前面にクリアパネルを付けたり、軸をベアリングにしてみたり、動力を付けてみたり、イロイロと改良して楽しめそうです。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!