SUZUKID 半自動溶接機「Buddy」を使ってみた
「DIYレシピ」×「SUZUKID」コラボのDIY応援キャンペーンでモニター当選し、前から気になっていた100Vノンガス半自動溶接機と自動遮光の溶接面とスターターキットが届いたので、ちょうど作っていた作業小屋(まだ途中ですが)の中で溶接開始しました!溶接超初心者の私が使うと・・・
かかった費用: 8,000円
所要時間: 1日
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工具
SUZUKID・100Vノンガス半自動溶接機『Buddy』
SUZUKID・高機能液晶式自動遮光溶接面『JM-200FF JIDOUFMEN-FF』
半自動溶接用スターターキット(溶接用ワイヤ含む)
ハタヤコードリール3.5sq
step1
送られてきたセットの中から、まず感動したのがこの溶接面「JIDOUMEN-FF」。艶消しブラックのボディに黄色とSUZUKIDのロゴのアクセントが映えます。思わずぐるぐるなめまわすように眺めてしまいました。
step2
ローダウンしたカスタムカーのような、ステルス戦闘機のような・・・動き出して飛んでいきそうな、なんとも言えないフォルムに、危うくそのままオブジェとして棚に飾って満足してしまうところでしたw
step3
液晶式の自動遮光溶接面で、溶接の閃光を感知して瞬時に遮光してくれるそうです。内側には調節ボタンがあり遮光する「感度」と、溶接終了時に遮光が戻る速度「戻り速度」を自分好みに調整できます。遮光のテストボタンも付いていて、おでこ部分の当て布は外して洗濯できるようになっているのも嬉しい配慮です。
step4
実際に被ってみると、普段は濃いめのサングラスくらいのスモークになっていて、被ったままでも目の前の物が見えて便利!いちいち面を上げ下げしなくて済みます。
step5
だいぶ昔に自分で買った(自動遮光ではない)溶接面も一応出してきましたが、この2つの面の出番は当然無くなり、さらにホコリを被ることになりそうです。
step6
そしてメインのノンガス半自動溶接機『Buddy』とやらが一体どんな物なのか、昔小さい家庭用アーク溶接機をちょっとだけかじって挫折した自分にとっては、恐る恐る説明書を読みながら・・・
step7
通電ランプと、電圧と電流が調整できるツマミがついています。比較的シンプルなかんじで扱いやすそうです。
step8
後ろに大きめのスイッチがついていて、その下に内蔵ファンがみえます。革の手袋をしていても難なくスイッチが押せました。
step9
本体上部がパッカン!と開くようになっていて、そこにワイヤーをセットするようです。絵入りの分かりやすい説明書を見ながらその通りにやってみます。
step10
ワイヤーがばらけないように注意しながら、ローラーの間を通過するようにワイヤーを入れればセット完了。カンタンです!
step11
家の電源は40Aなので問題無く使えそうですが、溶接作業したい小屋が家から離れているので延長コードを買いました。探すと線の太さ3.5sq以上のコードがなかなか無くて、リールタイプのこれにいきつきました。
step12
「電圧降下しない3.5スケア極太電線 プロ仕様」と、頼もしいキャッチが。コードを全部引き延ばして使わないとNGらしいので、全部引き出して使います。※アース線は別途作って地面から繋ぎました。
step13
で、スターターセットの革手袋やエプロンなど痒いところに手が届くセット品のおかげで迷わず必要品が揃ったので、さっそく溶接テスト開始!
step14
挫折した溶接以来、数年ぶり・・・ワイヤーがノズルから出てくる半自動溶接機は初めて使います。(ちょうど良い光り加減の写真を撮るのは大変でした)
step15
で、1回目は・・・失敗。。。電圧と電流のバランスが悪いのか?と色々試した結果、最初の1mくらいはワイヤーの出方が安定していないらしく、ワイヤーの出るスピードが極端に遅かったりしたんですが、少し経つと安定して出るようになりました。
step16
クリップの先のゴムが溶けてしまうことも分からず、木材の上でやると焦げ付くことも分からず始めた超初心者が、鉄板の台を見つけてきて、再び挑戦!
step17
数回やっただけで、一応それなりにくっつく程度までになりました。
step18
途中でこんなの作りました。木材を切り出し、もう一つ板をビス留めして、
step19
トーチのノズルを置く台です。体がトーチコードに触れるとトーチが引っ張られて落ちたりするので。これで不意にトーチがテーブルから落ちることも無くなりました。
step20
19径の薄手のパイプとかもつけられる?と、いろいろ試してみます。
step21
どうやら、本体ツマミの「電流」=「ワイヤーの出てくるスピード」と考えてよさそうだなと、わかってきました。
step22
薄手のパイプは、ちょっと時間をかけただけで穴が開いてしまいました。それだけパワーがあるとも言えますが、スポットで少しずつスパークさせることで薄めの鋼材でも溶接可能なようです。
step23
さらに違う種類の鋼材もくっつくかな?と。鉄のフック棒を追加して溶接してみます。(この黄色いマグホールドもスターターセットに入ってました。)
step24
まだまだ、まだまだ~な溶接ですが、初心者でも違う厚さや違う形の物を容易にくっつけられるような使いやすい溶接機であることは分かりました。これで概ねの溶接テスト完了。(これは作品ではありません)他にも色々試しながら進めていきたいと思います。
step25
やりたいことが沢山出てきてワクワクが止まらなくなりました!
本体が素晴しすぎてレビューがつい長くなってしまったので、続きは次の投稿で。
コツ・ポイント
近所のホームセンターでもSUZUKIDのスターターセットが売ってましたので、初めてで迷ったら溶接機と一緒にスターターセットがオススメです。そして自動遮光溶接面の「反応速度:1/25,000秒」ってすごいです!本当にスパークした瞬間に暗くなるので違和感無く溶接が進められます。面の左のツマミで遮光率も調節できる至れり尽くせりの仕様です。
やってみた感想
コード延長したので電圧降下を心配していましたが、安価な家庭用アーク溶接機などよりパワフルで問題無く使えました。何より溶接しながらワイヤーがノズル先端から出てくるので、溶接棒を付け替えたりせずにできるのがとても良いです。溶接に詳しくない初心者の自分でも扱いやすく、よく考えられた溶接機だなと思いました。
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電流値の調整と共に、
ノズルからワイヤーを1cm位出す感じに調整すると
火花が少なく安定するポイントがあります。
また、トーチは出来るだけ両手で保持するようにすると安定します。
半自動ってホントに便利ですよね!
仰るとおりでして、次の記事も書いているのですが
1cmくらいがやはり調整しやすいですね。常に両手が使えるのも自動遮光溶接面の良いところですね。