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先端が折れた傘の修理
鉄腕おやじ
2021年04月14日
姪っ子のお気に入りの傘が、側溝の穴に引っ掛けて折れてしまったそうで修理して復活した。よりによって傘の骨と軸を繋ぐピンの所で折れたため、手間はかかったがなんとか元通りにすることができた。
かかった費用: 700円
所要時間:   2時間
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材料
アルミ丸棒6mm径 1
ハリガネ15cm 1
 
工具
ドリル
ペンチ
棒ヤスリ
瞬間接着剤
step1
折れた先端は長さ5cmくらいで軸となる鉄パイプの径は約6mm。
ステップ1
step2
もともとのパイプの内径に入るサイズのアルミ丸棒を探して10cmほどに切断した。子供が振り回すのでそれなりの強度が必要なためアルミパイプではなくアルミ丸棒を選択。
ステップ2
step3
傘のナイロン部分を外し、骨組みと軸のパイプを分離。
ステップ3
step4
傘のパイプにアルミ丸棒を差し込んで、もともとピンがついていた箇所のアルミ棒にドリルで垂直に穴開けした。
ステップ4
step5
棒に対して垂直に約2mmの穴があいた。アルミ棒と軸パイプはきつくはまっているが念のため接着材で接着済み。
ステップ5
step6
骨組みの軸のパイプを戻しつつ、先ほど開けた穴と骨組みの固定穴が合わさるところにハリガネを差し込めば連結することができる。
ステップ6
step7
このとき傘を畳んだ時の手元のツメが正常に引っ掛かるように位置を合わせる必要がある。
ステップ7
step8
ハリガネを差した状態で手元のツメを引っ掛けることができたのでこの位置で決定。
ステップ8
step9
ハリガネを骨組みに収まるように曲げて個体すれば連結完了。
ステップ9
step10
違うパーツでは嫌だということで念を押され、折れた先端とフリルのような飾りは無くさないように。
ステップ10
step11
骨組みが直ったので、ナイロンなどを戻していく。
ステップ11
step12
戻す時にナイロンや他の箇所を傷付けないように注意しながら慎重に。
ステップ12
step13
アルミ丸棒が中心から飛び出るように設置して骨組みの張り具合いを調整。
ステップ13
step14
ここにフリルの飾りと、折れた先端パーツを戻していく。
ステップ14
step15
アルミ棒に折れた先端パーツを差し込んで、瞬間接着剤で固定。先端のパイプが少し曲がっていて入れにくかったので棒ヤスリで調整した。
ステップ15
step16
開いた状態と閉じた状態で問題が無いか確認する。
ステップ16
step17
骨組みとナイロンを縫い付けてあったので、その部分を縫い直す。縫うときに針を外側に貫通させてしまうと雨漏りするので貫通させないように注意。
ステップ17
step18
開いた時の内側の細い骨部分に歪みがあったのでそれもペンチで修正して張り具合を調整した。
ステップ18
step19
意外と奥が深い傘の修理。もとのかたちを変えることなく同じ状態に修繕完了。
ステップ19
コツ・ポイント
ドリルでアルミ棒に穴を開ける時はアルミパイプよりも粘りがあって硬く、特に細い2mmのドリル刃は折れやすいので注意。今回は2本ドリル刃を折ってしまった。ドリルのトルクは弱めで少しづつ。
やってみた感想
傘の先端をひっかけて折ってしまうケースは子供アルアルでよくあるそうで、この修理方法であれば他の傘にも応用できる。お気に入りの傘が直って喜んでくれたので大満足。
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このレシピを投稿したユーザー
必要に迫られてやるDIYも多いが、やはり出費を抑えるにはDIYが一番。DIYで学べることは、業者に任せるより得るものが大きいと思う。