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★DIYでゲストハウス作ってみた★屋根部分の柱編
Taatan
2021年11月24日
2×4工法+檜の柱で組み上げてきたゲストハウスの屋根部分を作っていきました。屋根の勾配をつけるために、新たな電動工具を使い、限られた足場と作業スペースの中で柱の高さを合わせていきました。
かかった費用: 20,000円
所要時間:   1日
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材料
2×4材 十数本
水糸 適量
防水シート 1枚
構造用合板 数枚
工具
マルノコ
レシプロソー
ディスクグラインダー
インパクトドライバ
step1
前回までの施工でロフト部分の骨組みができて板を敷いて足場を作り始めましたが、全部塞いでしまうと内側から上がれなくなるので、一部を開けた状態で足場を作っていきました。
ステップ1
step2
下から見るとこんなかんじで、空いている部分にハシゴを置いたりして登り下りすることができます。外側からの作業は単管パイプに登ったりもします。
ステップ2
step3
屋根にはそれなりに勾配をつけたいので、柱を立てる際、両端(一番高い部分と低い部分)の柱は高さを決めて切断してから立て、それ以外は切断せずに立てました。(写真は真ん中の1本を立てはじめたところ)
ステップ3
step4
赤丸で囲った部分が、切断せずに柱を立てて余分な長さが出ているところです。
ステップ4
step5
屋根の勾配と柱の位置関係を正確に計算して柱1本1本の高さを出すことは素人の自分には難しいので、両端に水糸を張ってそれを目印に切っていく作戦です。
ステップ5
step6
ここで用意したのが、丸ノコと、新たに仲間に加わったレシプロソーです。枝切りなどにも重宝される電動工具です。枝切り用アタッチメントが付いていますが今回は外して使います。
ステップ6
step7
柱を切断する際、予め地面に置いて切れる両端の柱は、写真の刃径355mmの大型丸ノコで切りましたが、大きすぎるし重さが10kg以上あるので高所での作業はNG。
ステップ7
step8
かといって147mmの丸ノコだと役不足なので、165mmのちょい大きめ丸ノコで、水糸を張って墨を入れたところを切っていきます。(切る時は水糸を巻き込まないように位置をずらしています)
ステップ8
step9
空中で丸ノコを保持しながら切るのでキックバックに十分注意しながら慎重に切ります。切り終えると・・・予想通り刃の深さが足らず完全に切れていません。(丸ノコの刃径190mmだったとしても少し切れずに残るので、これくらいのほうが材がグラつかずに残りの切断作業に移れます。)
ステップ9
step10
そこでレシプロソー(電動ノコギリ)の登場!軽いしバッテリー式なので、取り回しも楽です。
ステップ10
step11
長めのブレードを装着すれば残りの部分も余裕で切れます。これもキックバックというか刃がひっかかって弾かれることがあるので注意しながら切り進めていきます。
ステップ11
step12
丸ノコで7割くらい切り込んでいたので、それがガイドとなって勾配の印に沿ってほぼ真っ直ぐ切ることができました。(この切り方は足場の関係で材の裏側に回り込めない場合の解決策です。)
ステップ12
step13
後から追加した柱もすべて勾配通りに切断できました。ヒノキなので節の部分にあたると堅くて切りにくいですが、手ノコより何倍も楽に切れました。
ステップ13
step14
その柱に2×4材で梁を渡していきます。この時も大型クランプが役立ちます。支えと固定に使うので、クランプは複数個あると便利です。横方向の梁の水平をとりながら固定していきます。
ステップ14
step15
そうこうしている間に夕日が・・・焦りは禁物ですが、ちょっと作業を急ぎます。
ステップ15
step16
1本の柱に対して2×4が1本づつだと心もとないので、1本の柱に対して2本体制で梁を渡すことにしました。
ステップ16
step17
7割ほど梁が渡せたところで暗くなり作業は切り上げました。最初から細かい設計図は無いので、組み上げながら屋根の構想を改めて練っていきます。これもDIYの醍醐味かもしれません。
ステップ17
コツ・ポイント
今回の水糸を張る方法なら、設定した勾配の通りに柱を斜めに切ることができます。この高さと角度を計算で出すのは至難の業ですので現物合わせのほうが効率的です。最初からレシプロソーで切ると曲がってしまうので、丸ノコである程度切り込んでからのほうが真っ直ぐ切れます。
やってみた感想
足場には防水シートを敷いていますが雨が降ってしまうといろいろ濡れてしまうので、全体に大きなブルーシートをかけるのも大変だし...続きも早く済ませたいところです。建築作業は天気との戦いでもあるな~と実感しました。
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日頃から身の回りの物や便利アイテムを作ったりしてDIYを楽しんでいます。 不便を感じたらそれを解消できる物を考え制作し、必要なパーツも市販で無ければ可能な限り自分で作ります。 大工などの経験は無いですが、今まで独自に得てきたノウハウやアイデアでどこまでやれるか日々挑戦中です!