DIYショーならではの多彩なワークショップ
会場内の特設ブース、出展社ブースなどいたるところでワークショップが行われていました。もちろんブースを見て回るだけでも楽しいんですが、実際にワークショップ体験してみると、見ただけではわからない商品の特徴なんかもわかってすごく勉強になるんですよね。普段なかなかお会いできないメーカーさんの熱いお話もたくさん聞けます。
その中で、今回体験させていただいた2つのワークショップをご紹介します。
竹あかり、スマホスピーカーづくりワークショップ
木工ドリルのトップメーカー「スターエム」さんのブースでは、「竹用ドリル」を使ったワークショップが行われていました。
この「竹用ドリル」を体験させてもらったのですが、今までの木工ドリルと使用感がまったく違うんです。従来の木工ドリルは先端にネジがついていて、回転させると木材の中にどんどん入っていくような構造になっているのですが、竹用ドリルにはこの先ネジがないので、高速で回してもドライバーが持って行かれる怖さがなく、ゆっくり安心して穴あけできるんです。
そして、もう一つはその切れ味。切れの悪いドリル刃ではインパクトドライバーが「ガガガガッ」と音を立てて穴を開けていくことが多いのですが、竹用ドリルではまったくインパクトがかからず「シュルシュルシュルッ」という感じで、押した分だけ入っていきます。穴あけすることが楽しくて、何回もやらせてもらっちゃいました。
そして、この竹用ドリルを使って作った「竹あかり」がこちらです。あらかじめデザインされた型紙を材料に貼って、竹用ドリルで穴を開けていきます。
バリや割れが出ないので、プロじゃなくてもこのクオリティ!参加されたみなさんも大満足の様子でした。
お子さまにはドラえもんのデザインも。かわいい♪
アイアン溶接ワークショップ
そしてもう一つ、「男の工房」コーナーで、スター電器さんの溶接機を使った溶接体験をさせてもらいました。そもそも溶接って職人さんがやるイメージだし、DIYで溶接なんてできるのかな~と思っていましたが、実際にやってみるとその気持は大きく裏切られました(もちろんいい意味で)。
今回は、この右上の大きなフックを作ってみることにしました。
鉄板にこのJ字型のフックを溶接していくわけですが、今回使用した溶接機は、家庭用の100V電源で使える「半自動」タイプの溶接機で、少し練習すれば使い方をマスターできます。
バチバチバチッと火花を散らしながら、鉄が真っ赤に溶けてガッチリと溶接されていきます。
これが完成品です。やっぱりプロのようにキレイにはいきませんが、なんとなくコツがつかめたので、次はもっと違うものにもチャレンジしてみたくなりました。
アイアン脚のテーブルとかチェアとか作ってみたいなぁ。スター電器さんの直営ショップでは定期的に溶接ワークショップが開催されています。ご興味ある方はぜひ!
ちょっと気になる新商品
今年のDIYショーは、全体的に新商品が少なかったように思いますが、その中でもちょっと気になった新商品をご紹介します。
CLAMPS Shelf(クランプスシェルフ)
金属マテリアル専門商社の大里さんのブースでは、ビス打ち、穴あけ不要で棚が作れる「CLAMPS Shelf(クランプスシェルフ)」が展示されていました。
1X4材をはさんで固定するだけなので、六角レンチだけで組み立てることができて、幅も自由に決められて、段数も増やせるという新商品。
玄関のシューズラックや、ガーデンラックなどによさそうですね。
大人気商品「ソーホースブラケット」の新色も登場
ブラック反射テープ
和気産業さんのブースに展示されていた「ブラック反射テープ」黄色や白の反射テープはよく見かけますが、黒の反射テープって初めてです。
フラッシュON、OFFで写真を撮ってみました。
ダークカラーの自転車やバイク、ヘルメットなどに貼っても目立たなくていいですね。
ミルクぺイント for ウォール
ターナー色彩さんの大人気商品「ミルクペイント」に、壁専用の「ミルクペイント for ウォール」が新登場。壁紙の上から塗れて、消臭・抗菌・防カビ・不燃など、壁ならではの機能も兼ね備えた商品だそうです。
おまけ
毎年、密かに楽しみにしている八幡ねじさんの「ネジアート」。
すごくないですか?
組み立てキットも販売されてるんですね。
エビのマークでお馴染みのLOBTEX(ロブテックス)さんのブースで見つけた巨大アート。
なんとリベット12000本。私も2本だけ打たせていただきました。完成おめでとうございます!
初日のバイヤーズデー、幕張メッセからの帰り道で、なんと松本伊代さんに遭遇!もしやヒロミさんとDIYショーに?と思ったら、全然違う番組の収録みたいでした・・・。